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特に何をするでもなく遊んでいました。ええ、遊んでいましたとも。
しばらく読書時間があまりとれそうにないので更新もぼちぼちいきます。 今僕の中で「どうでもいい」という気持ちを押さえ込むために「答え写してしまえ」という気持ちががんばっています。「まじめにやろう」とかいうのはいつのまにか死に絶えてしまったようなのです。 と、いうわけで宿題やってきます。 PR
「砂漠」読了。これでやっとこさ伊坂幸太郎制覇かな?
「砂漠」……特別な、つまり事件が起きたりそれが解決したりっていう場面もやはり面白いのだけれど、この作品の凄い所は静かな日常が、じわりじわりと心に染み込むように伝わってくるところなのだと感じました。非現実的に個性的な人物達が集まって行動するからには起きることもやはり普通のことではないのですが、その要所要所には当然の如くリアルで、痛いほどにわかる現実が書き込まれているんです。ただ、かなりの頻度で登場してくる麻雀なのですが、ルールや用語なんかをある程度知っている人でないとついていけないかもしれません。一応簡単な説明はあるのですが必要最低限だけですので、ある程度麻雀がわかることを前提に書かれている気もします。 数えてみたら3月で31冊ほど本を読んでいました。一日一冊ペース。いい感じじゃないですか。しかもブログの投稿が2月、25件3月も25件。つまりこれは一月の投稿数ノルマが25件であることを示しているのです。とかいって今月あたりあっさり25を下回りそうですが。でも、今日はこれで二度目の投稿ですからいきなり貯金1です。
今日は暇だったので図書館まで歩いていくことにしました。すたすた歩いていると向こうからやってくるのは中学の時の同級生。しかも僕が嫌っていた人ではありませんか。向こうも僕に気づいたらしく、声なんかをかけてくれました。こんな時自転車だったら会釈してそのまま走り去るのに、徒歩じゃあ突然走り出したら露骨過ぎるからできないしああ、どうしよう、というわけですよ。それでその人とちょっと立ち話していたわけですが中学のときの話なんかを少々。そしたらいろんなことを思い出してむかむかしてきちゃってなんかの拍子に「実は俺お前が嫌いだったんよー、てか今も」とか言っちゃったんですよね。そしたら相手もむっとしたのか「そういう所が前から気に食わなかったんだよな。なんつーの、自分を棚に上げて他人批判するのが好きなところが」とか言い返してきましてね。僕は短気極まりないのでその時点で血管が切れ掛かってたわけですがどうにかこらえて「っさいなぁ。お前さあ、そーいやどこの高校落ちたんだっけ? ああ、あそこ受かったんだったか。そうかそうか、奇蹟ってあるのなぁ。奇蹟起こしてまで俺より大分格下の高校に受かるあたりが流石お前だよな。ふぅん、受かったのかー、そうか、まあお前の顔みたら受験生半分くらい平常心失いそうだもんな。何だこいつ、どこの動物園所属だよとか思うだろうね。で、実際どこの動物園所属なわけ? 高校と動物園って掛け持ちしてもいいの? 園長怒んねーの?」などと言い返してみたわけですが、どの言葉が彼を刺激したのか彼はキレてしまいました。殴りかかってきたわけです。僕は一歩後ずさりして、「何々、キレてんの?」と聞いたのです。相手は「キレてないですよ。俺キレさせたらたいしたもんですよ」といって人差し指を立てて顔の前で振ったのでした。
と、いうわけで全部嘘なわけですが。四月一日ですからね。こういうのもありですよね。実際のところは家で本読んだり宿題やったりしてました。宿題間に合いそうもないなーという危機感から目を逸らして逸らして結局うつむいて毎日を生きているわけです。お粗末さまでした。
「チルドレン」読了。
「チルドレン」……他の作品と台詞回しも人物も似ていて目新しいところは少ないのだけれど、散らばった言葉が収束していく構成はやはり読んでいてわくわくするし、あっと言わされてしまう。似ているといっても独特のキャラであることに変わりはない。目だって「これがいい!」というものがあるのではなくてこの人の作品はどれもすごくいい。伊坂幸太郎の作品はこれで9冊目なのだけれど、8冊の事前知識があったにもかかわらず毎度のごとく同じやり方に驚かされて喜ばされる。凄いなぁ。 あとは「砂漠」のみ。 ヒカルの碁を全巻集めてみました。最終巻以外はブックオフ。ハンターハンターといいこれといい、面白い漫画を一気に買ってきて時を忘れて読み続けるってのが楽しくて楽しくて。あぁ次はどうしよう……面白い漫画ないかなぁ。
「オーデュボンの祈り」読了。
「オーデュボンの祈り」……一つの美しい物語があって、それを少しづつ千切って散りばめて貼り絵にしたような、そういう感じでした。段々と、貼り絵に使った色紙をパズルのように組み合わせていって、一枚の綺麗な色紙の形に戻すような。その行程を読んでいるのはとても楽しかったですし、ピースが嵌まっていくのは爽快でした。そして最終場面、読者の頭の片隅にずっと置かされ続けていたものをくっ付けて、美しい物語が完成したのでした。 |
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