時には愛を叫ばれる場所。

　なんかぼーっとしてたら中学時代の同級生との会話を突然思い出した。

　
同級生「信じられないかも知れんけど、世界は俺を中心に回ってるんだぜ」

僕「そのわりには平凡に見えるけども」

同級生「目立つことは幸せなことじゃあないんだよ。わざわざ自分が特別だとアピールするのは愚かだ」

僕「つい今アピールしてたけど」

同級生「俺のためにある世界でどんな愚かなことをしても問題ないねん」

僕「だいぶおかしい」

同級生「まあ、俺は都合が悪くなるまでは自分勝手に生きて、都合が悪くなったら自殺しようと思うんよ」

僕「気持ちは分かるけど、そうはいかないもんだぜ」

同級生「世界の中心である俺が、自殺くらい余裕でできなきゃ嘘だぜ」

僕「さいですか」


　今、彼はどうしているだろう……。