忍者ブログ
[80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「樒・榁」「詩的私的ジャック」「風水都市香港(上)」購入。しめて315円なり。

 「海の底」「ソウ楽都市OSAKA(上)」読了。

 「海の底」……荒唐無稽なフィクションをリアルに、肌に感じさせる真に迫った描写と、ある程度基本に忠実な人物配置。作者の下調べの成果でしょうが機動隊や自衛隊についての情報も理屈っぽくなりすぎず、丁度いい感じに書かれていて、非常に読みやすく、かつ面白いです。丁寧すぎるほど丁寧に人情が描かれるので、流れや気持ちを把握しやすく、わかりやすい事この上ない。
 最近読んだ本の中では一番かな、と。

 

 全力少年をループ再生で垂れ流しにしつつまったり読書するのが最近の主な活動です。
 今日はたまにはということで歩いてBOOK OFFに行ってみたりもしました。たまには運動しないとなー。
PR
 昨日、結局道に迷ってコピーしていった周辺地図も役に立たず、勘を頼りに30分くらいうろうろしていたら発見しました。ブックオフ本吉原店。店内に入って「おー、古書店には見えないな」とか言いながら本棚を回ってみたらほんとに古書店でなくてブックオフと建物がくっついてるTUTAYAでした。だまされた気分でブックオフに入りなおしてあちこち見回りましたが、普段行っているところと規模も並び方も違うので挙動不審丸出しで右往左往してしまいました。そのご結局ほかの古書店にも行こうということで、一回だけ友人に連れられていったことのあるところを目指したのですがまたもや道にまよって結局記憶には「踏み切りを渡った」とあったので踏み切りにそって自転車をはしらせること数十分、なんとか発見して品揃えにびびって(漫画が恐ろしいまでにありましたが小説のコーナーは残念ながらありませんでした)帰りました。

 で、今日も記憶を頼りに行ってきました。ついでにあちこち知らない道を通ったりしてみたらあの道とこの道ってつながってたんかい、と地元民とは思えないまでの土地鑑の無さを発揮していました。とりあえず僕の中の脳内地図がまた広がって、繋がって、いい感じに書店を把握できてきたのはいいことです。

 購入

川上稔 「ソウ楽都市OSAKA(上)(下)」「機甲都市 伯林」
伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」
殊能将之 「鏡の中は日曜日」
東野圭吾 「予知夢」

 「アヒルと鴨のコインロッカー」読了。

 それにしても都市シリーズを今のところ6冊買いましたが全部100円で買えてるのが幸いです。


 「アヒルと鴨のコインロッカー」……「うーん……なるほど」と唸ってしまうようなトリックに、この人の作品すべてに共通する、魅力的というか、読んでいて楽しくなるような登場人物。先行きが不安で、張り詰めた緊張感を時折ふっと和らげて笑わせてくれるのも飽きないところ。登場人物が活き活きとしているから、最初から最後まで通してずっと楽しめるのがいいですね。どんどん先が読みたくなるという、純粋な気持ちで読み進めることができました。


 春休暇課題をどうにかしてごまかさないといけないのに英語が半分終わっただけであとは手付かずという最悪の状態の僕は今後の人生どうしていったらいいのでしょうか。まあ、とりあえず、読書しよう。
 「重力ピエロ」読了。

 
 「重力ピエロ」……この人の作品は全部読んでから全部読み返したいですね。あちらこちらで作品間の繋がりをみつけた時はなんだか幸せです。
 謎解きの部分は、遺伝子のところを読んでからは読者に丁寧に先を読ませて、それを見事になぞりつつも会話や表現で楽しませてくれます。独特の、思わずにやりとしてしまうような描写や、ユニークな登場人物。実に良いです。
 同作者「ラッシュライフ」を読んでから読むのをお勧めします。


 暇なので未読本がまだ9冊あるにもかかわらず行ったことのないブックオフに行ってきます。迷子にならないよう気をつけます。
 「魔王」「死神の精度」読了。

 「魔王」……死神の精度より後に読むとほくそ笑むことができるでしょう。それほど特殊なわけでもないけど、安心して読める面白さ。視点の切り替わりにも自然についていけるし、読後感も良かった。

 「死神の精度」……さくさくと読めるのに深い。テンポよく、軽妙に交わされる会話とどこか人間臭くてでも人間離れしている死神の人柄がいい感じで、のめりこんでしまう。ひとつひとつじっくりと読んでいるのにあっという間に読み終わったような気がしました。

 

 WBC見てましたよー。雨で中断したあたりで日本の勝利が見えたので読書に切り替えましたが、いやあ面白い試合でした(これ書いてる時点ではまだ終わってないけど)。
 有川浩 「海の底」
 伊坂幸太郎 「死神の精度」「魔王」「重力ピエロ」
 
 漫画
 冨樫義博 「レベルE vol 1,2,3」

 購入。

 「閉鎖都市巴里(上)(下)」読了。

 「閉鎖都市巴里(上)(下)」……なにせ他の都市シリーズをぶっ飛ばしてパンツァーポリスの次にこれを読んでしまったものだから色々と設定を飲み込むまでじっくりと読まないといけなくて、話のスピードにのれなかったのですが、わかってくると「終わりのクロニクル」の方を先に読んだ者としてはあちこちで関心させられました。後付なのか最初から考えてあったのか、結構繋がっているのですねぇ。
 笑いが少ないのが少し不満。


 「レベルE vol 1,2,3」……ブラックユーモアというか、小説のような漫画でした。緻密で無駄がない説明文なのですが、それでも分量が多いこと。それを苦にさせず読み込ませてしまうのだから凄いです。展開とキャラの動き方にはすごいすごいと驚いてばかりでした。
 冨樫義博と言えば……「H×H」? 「幽幽白書」? いえいえ「レベルE」が僕の中での最上位になりました。
 あと、絵も充分描きこまれています。

 
 
 それにしても、まだ読んでない本がたくさんあるのにまた買ってしまいましたよ。なんというか、好きな作家の本をまだ全然読破できていないということが嬉しくてなりません。まだまだ良作に出会えるかと思うとやはり買わずにはいられないのです。色々なことを全部放り出して世界の良作を全読破するための生活にでも入りたいくらいです。
 今月だけでハードカバーを10冊買ったという事実には目を伏せましょう……。


Copyright (C) 2005-2006 SAMURAI-FACTORY ALL RIGHTS RESERVED.
カレンダー
03 2025/04 05
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新記事
(11/02)
(10/29)
(10/27)
(10/19)
(10/18)
プロフィール
HN:
ろくでなし
性別:
男性
QRコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ[PR]