昨夜、10時に海堂尊の「ナイチンゲールの沈黙」を読み始め、気付けば3時。読了しました。
こんなに長時間読書に集中したのは、ハリーポッター第2作以来です。
「ナイチンゲールの沈黙」……凄い、天才的。
展開、文章ともに軽快で飽きさせず、テンポがすごくいい。展開を加速させる存在、ロジカルモンスターこと白鳥が登場する前までの展開も、十分に軽妙で、一瞬たりとも退屈させない構成になっています。凄い。
当然、白鳥登場後は、熱中度最高潮。バトル漫画で言うなれば、最強の敵対最強の敵。主人公が絡むにしろ絡まないにしろ、賢い者同士の闘いは面白いですし、それを書ききったことに畏敬の念を抱きます。
ネックとなりそうな、医学関係の用語等の説明も、気を配られて話に組み込まれているので、流れを止めることがありません。
文句なしの星10個で。
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