迷惑メール。その名に違わず迷惑なメールです。
ですが、禁止ワードを設定し、それが、件名もしくは本文に含まれる場合そのメールを受け付けない、ということができます。
早速、「出会い」を禁止ワードにしてみました。
ところが、全く効果がありません。
見てみると、迷惑メールを送る側もその程度は折込済み。禁止ワードにされやすい単語を本文につかってこないのです。いちいち差出人名を禁止ワードに登録していくのも面倒ですし、あまりに普遍的な単語を登録してしまえば、迷惑メールでない、普通のメールさえもシャットアウトしてしまいます。たとえば、出会い、で駄目なら、と「会」という漢字を禁止にしてみたところ、あるサイトの会員メールが全く届かなくなりました。最後に載っている退会方法、という文章が禁止にひっかかったのです。
そういえば、桜坂 洋(「よくわかる現代魔法」や「All You Need Is Kill」の著者)の短編に、スパムメールの文面を考えることを職業とする人の話がありました。やはり、それなりに頭を使われて、迷惑メールというものが成立していることがわかります。
最近は一日20通はきていた迷惑メールが半分になりました。僕の迷惑メールとの死闘は毎日続きます。なんとか、2、3通くらいまで減らしたいところ。
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