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先月働きすぎて給料から所得税引かれました。泣きたい。
森博嗣の「ZOKUDAM」って本を読んでるんです。これは良いね。 というか最近はじっくり楽しめる小説よりも、軽い気持ちで楽しめるエンターテイメント重視の小説に走りがち。なんだろうな、気合いが足りないのかね。 この「ZOKUDAM」ではわりと現実的なレベルでのロボット対怪獣の対決、正義対悪の組織。といった構図をリアリティの中でやったらどうなるかねっていう設定なんです。ロボットを操縦するにも、前のパイロットなんかいたわけじゃないから自分たちが初めて、ということは操縦方法の分厚いマニュアルを読んで、テストして、不都合があれば技術部に意見を言って、という行為を繰り返さなければならないのです。ロボットを地下基地から出すのに、天井を開けたりするようなことはできないし、ロボットだってそんなに高く飛びあがれない。ならばどうするか、分解して運んで移動先で組み立てるのです。 そういった、一冊丸ごとジョークみたいな小説なんですが、これがなかなかに軽妙で楽しいのですね。 PR
バナナダイエット、とかいうのをテレビでやったとかなんだとかで、僕の働いてるスーパーではバナナが恐ろしい売れ行きを見せておりまして、閉店間際に女性が来て、「バナナ無いんですか? バナナ欲しいんですけど」と聞かれたり(普段はバナナが売り場に無くなるほど売れない)。
まあバナナくらいならいいんですよ全然。おーけーですよ。 でもまあ、今回の件で世間の人々の煽られやすさを再認識した上で、恐怖を感じたのは、「パイナップルダイエット」とか「ドリアンダイエット」とか流行ったら嫌だなあということ。パイナップルは大体店の入り口前に段ボールに入れて並べてるんですが、店の外だから普通に虫がくっついてたりして嫌なんですよね。ドリアンは切ってもいない状態なのに匂いがきつい。 ちなみにパートのおばさんが「バナナダイエットは私の娘がやってたけど何の効果もないよ!」と熱弁していたので駄目だそうですよ。
漫画が好きすぎる。もうだめだこりゃ。
ということで僕の心の漫画をあげていく。これは後の自分の再読用メモでもある。選出基準の敷居は低い。ギャグ漫画をあげるかどうかものすごく迷う。あと麻雀漫画は泣く泣く省く。 [最近読んだもの] 「グラップラー刃牙」板垣恵介 イロモノと思いきや熱いわ楽しいわで全巻集めたくなったが残念なことに置くスペースがない。ファンが議論する余地がありすぎてこれ語ってたらいつまでたっても終わらない。 「バオー来訪者」荒木飛呂彦 ジョジョ1部~2部にあふれていたケレン味が主成分。すばらしすぎるナレーション。「これがッ! これがッ! これが『バオー』だッ! そいつに触れることは死を意味するッ! 武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)ッ!」読めば読むほど荒木先生すげえ、と唸るしかない。 「GIANT KILLING」綱本将也、ツジトモ 最近新刊が出たのでここに。現在連載中のサッカー漫画最高峰を独走中だと思うのです。これしかサッカー漫画読んでないけど。小説的な面白さなので漫画的な意味でのサッカー漫画最高峰ではないかもしれない、が、楽しい。 [最近再読した漫画] 「ジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦 何回読んでも、何回弟や友人と語っても語りつくせない。まだちゃんと全巻コンプリートしていないせいで一日つぶして一気に全巻読むっていう試みがまだできないのが残念。 「HUNTER×HUNTER」冨樫義博 最近読みなおしたけどやっぱり面白いので一気に読むのが苦にならない。が、続きを待つのが苦になる。 「レベルE」冨樫義博 ハンターを読み直したら当然レベルEも、というごく自然な流れで再読した。真面目な頃の冨樫先生の漫画はちょっと面白すぎる。 「よつばと!」あずまきよひこ 新刊が出たので当然購入して読んだらいつの間にか1巻から全部読みなおしていた。びっくりするくらい素敵な漫画。 「斬」杉田尚 1カ月に1回くらいのペースで読みなおしてしまう。まあ2冊しかないけど……。なんでだろう、客観的になぜそんなに好きなのか説明しなさいと言われてもよくわからない。 [そのうち再読予定] 「今日から俺は!!」西森博之 西森先生は天才すぎる。僕の人生においてこの作品をつまらないと言う人を見たことがない。 「天使な小生意気」西森博之 日常パートが神がかっている。この作品において西森先生は絵の技術とかそういったものを完全に超越した、少なくとも僕の中では。 「道士郎でござる」西森博之 短くまとまってしまっているけどやっぱり神がかったギャグセンスが失われないのがおかしい、常識的に考えて全盛期が長すぎるだろ西森先生は。 「皇国の守護者」伊藤悠 打ち切りが残念すぎる。完結していれば間違いなく神漫画だった。断言できる。 「ダイの大冒険」三条陸、稲田浩司 だいぶ記憶が薄いのだけど読んだ当時(中学1年くらい)とにかく面白い面白い言ってた記憶が濃くて今でもすごい面白いよって友達には言うけど記憶は薄い。読み返さなきゃ。 「ポケットモンスター☆SPECIAL」日下秀憲、真斗 9巻まで。タイトルに☆が入ってるのは今日初めて知った。この漫画を読み返す⇒ポケモン再プレイ⇒漫画読みなおす のループがずっと終わらないこの人生。絵といいストーリーといい完成度が高い。 ぱっと思いついた分はこのくらい。忘れている作品がいくらかありそうな気がするが、まあ仕方ない。
とりあえずジョジョの奇妙な冒険を読み返して幸せをかみしめる日々を送っているのですが、やっぱり素人には入門しにくいジョジョの世界の入門講座。
■ジョジョの奇妙な冒険 まず事前知識として、ジョジョには第1部から第7部があり、7部は現在連載中です。部が変わるごとに主人公が変わり、意思は受け継がれますが物語自体も移り変わります。 世間で一番知名度が高いのは第3部。「やれやれだぜ」が口癖の空条承太郎が主人公です。「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ(以下略)」もこの部です。「だが断る」は4部です。 で、「長すぎるだろ、最初から全部読むにはダルイ。ジョジョについてはディオってやつとスタンド?くらいしかしらん」 って人のためのジョジョ入門のすすめ。僕のお勧めの読む順番と読むときの心がけを書いていきます。 ■1部 波紋の章。期待の『スタンド』はまだ登場しません。ですがすべての始まりでありとても重要な部分なので、流し読みでもさらっと読んでおきましょう。とりあえずおおまかな流れと人物を把握するくらいでいいと思います。なぜならば、僕も初めて読んだ時はスタンドが登場しないことで肩透かしをくらって失望気味に読んだので、良い印象を持てなかったのです……。 なんなら最初とラストバトルだけ読んでもいいです。 ■2部 こちらも波紋の章。『スタンド』はまだです。僕の友人曰く「初めて読んだ時から最高に面白かった。絵の質も最高の次期」だそうですが、皆彼のようにはいかないのが現実です。 当然面白いし、1部、2部と一気に読むと僕なんかは最高に興奮するのですが(夜通しで読んでしまうほどに)まだスタンドが出てこないので、一般受けは難しいかもしれません。とりあえずここもサッとながして読んで結構です。 ■3部 さあ、ついにスタンドの登場です。超能力を視覚化するという荒木先生の名を一躍漫画界に知らしめたこのアイディアは、バトルシーンの迫力、ギミックを著しく高めました。 個人的には、スタンドの能力がシンプルなのが良いこの時期。シンプルな能力をいかに活かすか、応用力で戦うのが素晴らしい。能力バトル漫画としての完成度は最高潮の部です。 じっくり読んでください。画力も完成してきてカッコよさも絶頂です! ここで見事にジョジョが好きになれたあなたは、再び1部、2部をじっくり読み返しましょう。因縁、そして戦闘時の立場逆転。最高に楽しめるでしょう。 ……残念なことに3部もしっくりこないなあ、という方は、まだ待ってください。4部、4部を読んでみてください。 ■4部 4部は、3部の戦闘の良さを引き継ぎつつドラマ部分が最高の、個人的に一番好きな部。僕もはじめてのときはだらだらと3部まで読んでから4部でハマったものです。 3部でなじめなかった人でも4部でハマる人も絶対いるはず。とにかく読んでください。 ■5部 スタンドバトルの掛け合い読み合いも楽しいのですが、それを楽しくしてくれる要素「キャラの良さ」を最大限に出している章です。キャラ人気が高く、敵キャラ一人一人とっても忘れられない部です。おそらくジョジョ好きに好きなキャラを5人くらい言わせたら2~3人くらいこの部から入ってくるのではなかろうか。 ■6部 僕としては5部に負けないほどにキャラが良いことと、ラストのある少年のカッコよさだけでも十分に何度も読み返す価値ありなのですが、スタンド能力の高度化(というかこじつけ化?)が強くなってきたのと衝撃的なラストの是非でファンの評価は真っ二つな部。ぜひ読んでほしい。 1部、2部を読み返した直後に6部を読むと乙な気分になれます。荒木先生の言いたかったことが分かった気がするぜ……とか思えます。 ■7部 現在連載中のジョジョ7部「スティール・ボール・ラン」 荒木先生も言っている通りこの7部から入っても大丈夫なようになっています。7部から読むのもアリですが、ファンならわかる的要素だらけなのである程度知識を入れてから読むと面白さ倍増。 しかしとっつきやすさがウリのような気もするので、とりあえずちょっとジョジョ読んでみたいけど1部と2部スタンド出てこないんじゃちょっとねぇ……という人は読んでみてください。そしてそのあと3部を読んでウルムド・アブドゥルの扱いに泣け。 といったところでしょうか。1部2部3部を流して読んででも4部をとにかく読め!ってことです。 |
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