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「ZOO2」読了。
「ZOO2」……短編ごとに。 『血液をさがせ!』 よくわからないコメディタッチな話。笑えないし何が面白いのかもわからない。 『冷たい森の白い家』 これだ、という形の乙一作品でした。このラストが良い。 『Closet』 途中のミスリードまでは面白かったんだけど結末が予想通り過ぎて肩透かし。何か予想外が用意されていると思ったんだけどな……。 『神の言葉』 オチの見せ方に無理を感じた。不必要に長い日常が使い切れなかった印象。 『落ちる飛行機の中で』 設定から楽しみにして読んだのですが値切りとかセールスとか幽霊とかのくだりがまったくくだらなく思えて駄目でした。なんなんだろうこれ。 『むかし夕日の公園で』 短いけど人によってはこういうのがいいのかもしれない。奇妙な読後感。短すぎてなんとも思わなかったけれど。 「陽気なギャングの日常と襲撃」買ってきました。再入荷して間もないはずなのにもう最後の1冊でした。読みたくて仕方がないのですが、まず友人に借りたライトノベルを軽く読んでみようと思います。最近ライトノベルを読むと文章の読みやすさに驚きます。逐一理解して思い浮かべながら読まなければならないのなんて戦闘描写くらいで、あとは流し読みでも話についていけるので(一応ちゃんと読んでいますが)、暇つぶしとか気分転換にいいのかもしれません。少し読むのに時間のかかる漫画みたいなものです。たまにそうでもないものもありますが。 PR
「がるぐる!(下)」「ZOO1」読了。
「がるぐる!(下)」……くだらない話なのに面白い。B級映画を意識しているだけあって感じが出ていていいです。このシーンが書きたかったんだろうなっていうのが分かる場面があって、あとはそこへとキャラが動くのを見守るだけ。キャラが物語を動かしているってのがいいです。好きなキャラがテンション低いし登場も地味だし話に対して関係ない脇役だしであまり期待してなかったのですが、驚きの展開も用意してあったりで、予想外の良さでした。読みやすいのもまた良し。 「ZOO1」……短編ごとに。 『カザリとヨーコ』 絶望的な設定なのに、そこに一筋の希望が差し込んでいく展開は感情移入するための前置きとしてはとてもうまいです。ラストはわりとオーソドックスで、あまり意外性はなかったのだけど、内心と合わない妙な明るさの口調が、ちぐはぐで、感情移入はしたけれど、この主人公の奥底はわからないと感じさせられました。真ん中より、少しだけハッピーエンドよりの、よくできた短編。 『SEVEN ROOMS』 もとがホラーアンソロジー掲載のものだから、ホラーが根底にある。設定が映画じみていて先が読みにくくなっています。ただ、設定が良かっただけに、ラストにはすこしがっかりでした。短編で感情を揺さぶるのは難しい。 『そ・ふぁー』 やはり乙一は設定作りの天才だと思った。なんでこんな、面白くなりそうでオチも読めない、凄い設定が出てくるのか。独特の暗さがうまく設定とマッチしています。最後の一行がとんでもなく秀逸でした。 『陽だまりの詩』 タイトルがいいですね。オチは読めていたのですが、全体に漂う温暖な、時間がゆっくりと進むような雰囲気はよかったです。 『ZOO』 本当に、主人公に付き合わされたなーというか、後ろから主人公の行動を渋々追っかけるような小説。トリックを用意して、それをオチに使うのではなく、最初にネタ明かしをもってきて、過程を段々と明かしていく。その手法はなかなか新鮮でしたが、あまり楽しめませんでした。悪い意味でキャラ小説というか、勝手に主人公が突っ走っていくのでついていくのが面倒といった感じ。 書評をすぐ書きたいのにPCの電源がつかなくてノートで書くと疲れるからメモったりして……。 それはともかく、口内炎ができました。なぜか隣り合って2つも。栄養不足が原因らしいので気をつけないとなあ。 で、我が家には口内炎ができたら塩を塗りこむと良いという伝統があるので(というか親がふざけて言ったのを間に受けた僕が幼いころからできる度にやっていた)今回も実行してみました。ちょいと検索してみると、口内炎に塩ってのはやった者が英雄と称えられるような蛮行らしく、企画ページなんかで挑戦者が泣きながらやっていました。僕は幼稚園児の頃からやってたのに。 でも今回は2つ、しかも寄り添うように。なかなか厳しい挑戦ですが、長年の慣れから当たり前のように鏡の前で口内炎に塩を満遍なく撒く。経験から言うと、口内炎の中心部よりその輪郭の部分にかけると痛みが増すので、そこをさけようとするのですが落ちる塩をコントロールできうるはずもなく。 結論から言うと2つあってもたいした痛みではなかったです。栄養不足でなく、病気というか傷からなるタイプのものでやるのは多分やばいです。ネットで称えられてるのはそっちのものでしょう。なんか塩をかけた後の部分が白くなったんですがこれはなんなのか。そして一番疑問なのは、これで治るのか。いまだに効果のほどはわからないのですがどうなんでしょう。ちなみに、中学二年生のころ、薬局を営んでいた祖母に熊笹とかいう黒い液体(飲んでもぬっても体にいいとか言ってた)を口内炎につけられて、声を出す余裕もなくなりあまりの痛さに家中を走り回り畳の上を前回り受身しながらのたうちまわってなんとか音と動きで痛みを紛らわそうとした覚えがあります。そのとき僕は思いました、こんなに痛いなら口内炎直んなくていいよ! 皆さんも是非お試しあれ。
森博嗣「夏のレプリカ」伊坂幸太郎「終末のフール」読了。
森博嗣「夏のレプリカ」……キャラで読ませるタイプの小説なので仕方がないけれど、犀川がわざわざでてくる必要はないかなあなんて思った。ネタバレ気味になってしまいますが、杜萌主観が萌主体に切り替わったのを不思議に思って、何でなのか考えていたのですが、結局わからず読み進めていくとそれは事件にも少し関わることだんですが、このシリーズは毎回思うけど、親切だよなぁ。いちいち思いつきそうな仮説を丁寧に否定して、本当の筋道への道をならしてくれて、少し頭の回転の速い人ならわかっちゃうんじゃないかってくらいに。やられた! という感覚を味あわせてくれるのもすごいです。易しいのに、驚かされる。シリーズの中でもかなりのいい出来じゃないかなあと個人的には思っています。 「終末のフール」……世界の終末の約三年前の人々の生活を短編形式で描いているのですが、ほんと面白い。絶妙な後味を残すタイミングでの終わり方とか、全体的なよさもあるのですが、僕としてはなんと言っても演劇のオールをお勧めします。どうしてもネタバレになってしまうと思うので何もいえませんが、伊坂幸太郎だなあ……という風でいいです。どの短編もいい味を出しつつ、それぞれの物語の関連性に、ああ、自分の知らないところで世界は繋がっているんだなあという不思議な幸福感を演出してくれて、やっぱりこの人の作品が僕は大好きだ、と再確認しました。蛇足ですが、「天体のヨール」は苦しいなあ。
今週も買ってきました。
村雨くんとワンピースしか印象に残ってません。 ワンピースは、なんか、無言での戦いなのに緊迫した空気が感じられない。効果音がうるさいのと、絵がごちゃごちゃしてるからかなぁ。ページのほとんどのコマに効果線使ったらいまいち動きが見にくいですね。 村雨くんは尋常に面白かったです。ラブレターが下駄箱に一杯って、後のほうに出した人とかは山の上に積むのとか屈辱的じゃなかったんだろうか。それに入れようとして開けるたびにこぼれるし。どうでもいいけど花形がラブレターを手に持って眺めてるシーンが遊戯王の手札を覗いてるように見えた。壬生ですが、切れ味鋭い業物で切れない竹刀もなかなかだと思うんです。何にしろバナナの皮で転ばせたかったんだなーてのが明確にわかって微笑ましくていいですね。 「陽気なギャングの日常と襲撃」買いに行ったんですが売り切れでしたー。出版社在庫もないので5月下旬までお待ちくださいだそうです。伊坂作品は人気あるなあ。日日日の眼球シリーズの最新刊もあったんだけど保留。 あー、テスト近いけどやる気が出ない。最近数学が好きになってきました。
「幻惑の死と使途」読了ー。
「幻惑の死と使途」……犯人の予想が早々とついたのでなんだかがっかりしていたのですが、トリックは楽しめました。 このシリーズの安定した面白さには驚かされます。多分、事件というものがこの小説の狩猟キャラ、特に犀川の中でたいした重みがなく、日常から逸脱していないのが、変化を無くしているのではないかな。変化がなければ物語に当たりはずれがでることはないですし。 体操部の友人にバック中とバック転なんかを見せてもらいましたが、格好いいです。授業でやった前方宙返りとかハンドスプリングなんかは僕にもなんとかかんとかできないこともないのですが、やっぱり体操は体操屋(違う)ですね。 |
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